

本来、保存食であるジャムは、加熱をして殺菌をし、さらに水分を飛ばして作ります。通常食品の加熱処理には、火や蒸気を直接または間接的に食品に熱を伝える方法が使われています。そのために生じるムラや焦げ、加熱時間などがフレッシュな素材を使うジャム作りには課題でもありました。そこで生まれた技術が「DFCジュール製法®」です。
1990年に入り、「ジュール熱」の原理を使って、ひとつの実験が行われました。ジュール熱とは、導体に電流が流れると、導体そのものが発熱し始める現象のことです。

木箱の中にステンレスの板を電極にして貼り付け、イチゴを入れて電気を通すと、今までとまったく違うジャムが出来ました。イチゴ自体が導体となり、発熱をしたため超短時間で加熱することが出来たからです。通電により火や蒸気と比べ、加熱時間を約1/10に短縮できました。1995年に「DFCジュール製法®」と名づけられたこの製法の導入により、生の果物の味をそこなわず、フレッシュなフルーツプレパレーションを作ることが可能になりました。

≪「DFCジュール製法®」のメリット≫・ 短時間で加熱できるため、煮崩れせず果肉が残ったジャムになる。
|
最近は冷蔵庫も普及し、保存性はあまり重要視されなくなったため、低糖度でフレッシュ感のあるジャムが求められる傾向があります。デイリーフーズは常に時代をみつめた製品作りを続けていきます。